金曜日, 3月 29, 2019

只見線に乗りに行く


定年退職日の翌日から15日間のリフレッシュ休暇を取ることができる、と会社が言うので、それならば、と青春18きっぷを利用して、呑み鉄旅です。実際は15日間も休んでもすることがないので1週間の休暇にしました。
(一年ごとに雇用契約を結んで勤めは続けます)

超ローカルな只見線を目指しました。まずは、長岡に一泊します。事前調査しておいた居酒屋さんにドキドキしながら入店します。


カウンターと小上がりの座敷のみのお店です。地元の方が3名カウンターにいらっしゃいました。私は一番端のカウンターに陣取ります。

この店は初めてですか?とお話好きな店主が声をかけてくれたことをきっかけに、東京から来た(正確には千葉だけど)観光客ということが皆に明らかになり、何にもない長岡になぜ来たのか?などいじられました。


店主のこだわりが伺えるトイレの貼り紙。楽しく飲めました。ありがとうございました。


二日目です。朝6時30分頃発の水上行で小出駅を目指します。


30分ほどで小出駅に着きます。


只見線のダイヤです。


7時58分発の只見行に乗車します。私のような鉄道ファンのほか、地元の方もちらほらいらっしゃいます。


只見駅に着きます。積雪が残っています。


乗客はみなここで下車。


改札に向かいます。


2013年の新潟、福島の豪雨で、只見線の一部区間が不通になっています。ので、ここから代行バスに乗り換えます。

実は、小出駅を出たあと、切符の確認とともに、車掌さんが行き先を聞いて只見駅から代行バスを使うかどうか 聞いてきます。この日は、私を含めて9名が下車して代行バスに4名が乗り込みました。


およそ1時間マイクロバスに揺られて。途中で2名が下車して。


会津川口駅が終点。ここで会津若松行に乗り換えます。


ダイヤはこんな感じ。12時22分発まで2時間待ちです。


付近を散策します。遠くに橋が見えたので、そこから会津川口駅を見返します。


会津若松方面に向かう線路。道の駅が2km先、写真の左奥の方にあるようだが、道路は歩道が整備されておらず、車が結構なスピードで走っているので歩いて行くのは止めておきます。そんなこんなで、駅近くの食堂で昼食(醤油ラーメンとミニソースカツ丼)を食べ、駅に向かいます。


会津若松行が入線しています。ディーゼルエンジンがガラガラ音をたてています。


駅ホームは只見川のすぐそば。


さて、長旅なので一杯やりましょう。中身は私の好きなホワイトホースです。


こんな風景を眺めながら、列車は川沿いにクネクネしている線路をゆっくり走ります。森の中やトンネルをくぐりながら走ると、時折只見川を渡る鉄橋を通ります、このときの眺望はなかなかのものでした。秋の紅葉の時期は最高でしょうね、きっと。

突然に絶景が現れるので写真は撮りはぐれています。

会津若松駅で磐越西線に乗り換えて、郡山着。郡山で東北本線に乗り換えて福島に到着。5時30分頃です。


ホテルにチェックインして、最終目的地の「赤鬼」さんに入店。昨年の夏休みの旅では台風直撃を受けて途中キャンセルして東京に舞い戻ざるを得なかったのでリベンジ?です。


相変わらず、女将さんの料理は美味しいです。このあと、日本酒を2合いただきました。会計をした際、この店は5月で閉める、と聞いてびっくり。
お身体に気をつけて、と握手して店をあとにしました。小雨が降っていました。

この3月に来ておいて良かった。8月の夏休みに知らずに来ていたら店が無くなっていてショックだったろうなあ。


最終日は郡山から水郡線に乗って水戸経由で帰ります。
水郡線のホームは3番線ですが、郡山駅に外れにあってちょっと寂しいです。本数が少ないからかな。

水戸駅でお土産に納豆を買い込んで、地元駅に帰りついたのが午後3時半くらい。2日分残った18切符は金券ショップに買い取りしてもらいました。

只見線も乗りことができたし、東北地方のローカル線は7~8割走破?したし、あちこちの名店居酒屋さんにも行けたし、なにより福島の「赤鬼」が閉店してしまうので、次回の呑み鉄ができるのであれば、行き先は西の方(日本海方面)にしようかと思っています。


「還暦」と「定年退職」を記念して


タイトル通りですが、3月23日に、かねてより訪れてみたかった四万温泉の積善館に家族と母親を連れて一泊しました。 雰囲気のある建物ですね。

東京は春の陽気でしたが、流石に群馬県、からっ風が寒いです。


夕食は部屋で頂きます。まずは前菜の勢揃い。


昆布に刻まれた板前さんの技。



名物の元禄の湯に浸かりました。ちなみにこの写真は積善館のWebページからコピーしています。


翌朝は雪景色になりました。