土曜日, 10月 07, 2006

バリウム検査

早期胃癌などの微小な病変はほとんど検出できない。食道病変はほとんど見逃される。放射線を大量に浴びる。だって!?そりゃそうだよな。胃カメラが直接胃の内部を写すのと違ってバリウムの影をX線写真に撮って判定しているだけなのだから。

ちょっとびっくりしたのは、胸部X線単純写真(直接撮影)で浴びる放射線は約0.07ミリシーベルト、間接撮影だと0.5~1ミリシーベルト(1年に自然に浴びる放射線量は1.1ミリシーベルト)なのに比べて胃のバリウム検査では平均15ミリシーベルトの放射線を浴びていることだ。

ココとかココを見ると100ミリシーベルト以下なら問題は無いそうだが、こっちの病院で胸のレントゲンを撮って、あっちの病院でバリウムの胃の検査をしたり、なんてことしていると積もり積もって、なんてことがあるかもしれない。

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